くまごろ塩見岳出没注意!
その1(塩見岳)

梅雨明けして天気はいいのに山にいけない…。土日で混むかもしれないが最後の3000m峰塩見岳に行くのは今しかない!ということで、行ってきました塩見岳。先週の立山に比べれば天国のような晴れ!4日が最高によかったらしいが、贅沢は言ってられない。というより、十分贅沢な山旅だった。朝3時前に家を出て、鳥倉林道の駐車場に着いたのは8時ちょい前。テントを背負って延々林道を歩き、登山道の急登を登り、三伏峠でテントを張り、塩見岳を往復。かなりハイテンポ。充実の疲れを感じつつ、7時に就寝。翌朝2時に起きると満天の星。みんなゴソゴソ起きだしているので、しかたなく朝飯を食べ、4時に出発。小河内岳へ。昨日と異なり、ゆっくりと景色を堪能した。午後は毎日1時には雲が湧きだし、塩見岳の山頂に立った時は周囲の展望はまったくなかったが、花が美しくかなり満足できた。やっと夏だな〜と…。まあとにかく、写真を載せるので見てみてください。

日 時  2006年8月5日(土)〜6日(日)
コースタイム
1日目  鳥倉林道駐車場(より1キロ手前) 8:05=豊口登山口(標高1800m) 8:55=10:40 三伏峠(標高2590m) 11:15=
=12:00 本谷山(標高2658m) =13:05 塩見小屋(標高2766m)=14:05 
塩見岳山頂(標高3052m) 14:30=15:05 塩見小屋
=16:00 本谷山 =16:45 三伏峠
2日目  三伏峠 4:00=4:30 烏帽子岳(標高2726m) 5:10=6:30 
小河内岳(標高2802m) 8:00=9:05 烏帽子岳 9:20=
=10:00 三伏峠 11:00=12:05 豊口登山口=12:55 駐車場
鳥倉林道ゲート前の駐車場はすでに満車!
早起きしたものの、鳥倉林道の入り口を発見できなかったり、買い物ができなかったりして、下の大河原の集落でもたついているうちに満車になってしまった。しょうがないから、1キロほど戻り駐車し、テントを背負って林道をてくてく歩いた。ハッキリ言ってこの林道はかったるい。帰りなんか、三伏峠から林道までの所要時間と、林道を歩いた所要時間が大差なかった。ここはナントカしてほしい…。

林道沿いの花
左からホタルブクロ、センジュガンピ、ヨツバヒヨドリ。このほかシモツケソウやらウスユキソウやらが咲いていた。この蝶はたくさん舞っていたがなんという種類なんだろう?


林道終点辺りから小河内岳(左の緩やかなピーク)
悪沢岳や赤石岳方面に向かうにはこの稜線をひたすら歩き続ける。尾根が曲がりくねってるし、アップダウン激しいしちょっと大変だ。

露に濡れたゴゼンタチバナ
いつもは林床で乾いた状態でいるこの花が、こんなにみずみずしく太陽の光を受けて輝いているのはあまり見かけないので、珍しく大きめの写真を載せてみた。三伏峠まであと少し!

登山道途中から本谷山と塩見岳(中央やや右よりのピーク)
今日はあの一番奥のピークまで行って帰ってくるかと思うとめげる。山の地図では三伏峠から往復8時間半以上になっている…。

三伏山から本谷山
地図をきちんと見ていなかったけれど、三伏峠から塩見岳まではアップダウンが激しい。三伏山から一度下って再びあの山の頂上まで登り、また下って最後に一気に登って塩見岳だ。しかも、このあたり標高2600m前後が森林限界で、塩見岳までの道のほとんどが森の中だ。視界も利かず、花も少ない。ちょっと辛い登山道だ。

本谷山山頂直下南面のお花畑
北アルプスや南アルプスの北岳のお花畑に比べるとかなり小規模。それでも、視界が開け、青空の下花が見られるのはうれしい。ちなみに、ここのメインはこのマルバダケブキ。その間に、下のような小さ目の花が咲いていた。左から、ハクサンフウロ、タカネグンナイフウロ、タカネニガナ(でいいんだっけ?)

塩見岳頂上がついに間近に迫る!
どんどん曇ってきて、雷雨でもあるんじゃないかとという空模様になってきた。とりあえず行けるところまで行こう!
それにしても塩見小屋は小さい。この日は午後1時時点で「もう泊まれません!」という小屋の兄ちゃんの声が聞こえていた。それでも後から後から人は登ってくる。いったいその人たちはどうしたんだろう?
ミヤマダイコンソウは終わりかけ
咲き始めはやっぱり7月はじめかな。花のほとんどは枯れていた。山頂直下の岩の隙間にけなげに咲いていた。







イワギキョウはこれから
上のミヤマダイコンソウに比べると明らかに花がみずみずしい。8月始めは夏の終わりと秋の始まりが同居している。


塩見岳山頂直下の岩場は花の宝庫
ずっと森の中をひたすら早足で歩いてきた。塩見小屋を過ぎた辺りから足もとには花がいっぱい。
色も白く、大きさもみんな似ているけれど全て別の花。
左からタカネツメクサ、ミヤマミミナグサ、シコタンソウ、イワツメクサ。もしかするとホソバツメクサもあったかもしれない。全てを同じ場所で見たのは初めてだ。塩見岳は山頂直下の花が面白い。途中の樹林帯は長いけれどコレが見れるならよしとしよう。


ついに達成!日本の3000m峰制覇の瞬間!
2006年8月5日14:05ついに悲願達成。まあそんなに悲願とはしてなかったかな。でも嬉しいな。晴れてたらもっとよかったけれど、雷雨にならなかっただけよしとしよう!!!

そしてこれはハクサンシャクナゲ(?)
シャクナゲの種類もイマイチ分からないが、この時期に咲いているからたぶんハクサンシャクナゲ。”シャクナゲのきれいな山”に登る時はその山には何シャクナゲが咲くのかをきちんと調べて行かないと大ハズレしてしまうことが多い、というか大ハズレしてます。
ちなみに背景の山は塩見岳です。


なんとまだイブキジャコウソウが…
八ヶ岳の横岳にツクモグサを見に行った6月中旬にはすでに咲いていた。花の時期は早めのはずだが、塩見岳周辺ではまだ新鮮なこの花がたくさん見られた。

塩見岳山頂のライチョウ親子
ちょっと裏側に下りてライチョウを捜していたら、頂上のおっちゃんたちが「砂アビしとるね。はじめて見たよ」なんて会話してる。どうせイワヒバリだろうと思ってたらライチョウだった。残念見そびれた!なかなかよくできた迷彩柄でイマイチよく分からないが、真ん中左にヒナがいる。その右隣に母親ね。わかんないな…。
塩見岳から戻ってきた。この手前のテントが今夜の寝床。使用は2回目。思ったより軽かったので、これからは1泊2日でも使おう。なかなか快適ですよ。大きく空間を使えるし、隣の人を気にせずに寝れるし。この日は7時には寝てしまいました。
2日目 小河内岳へGO!