全体にサフェーサーを吹き下地を整えます。
サフェーサー吹かない派の方もいらっしゃいますが、私はやはりサフェーサーを吹いた方が、塗装の乗りがよく、細かいキズ等は、ある程度カバーできるので、良いと考えております。
スプレー缶ではドバット出てしまうので、サフェーサーの1000番か、1200番を、シンナーで薄めて吹いています。
昔、黒須吉人氏の記事に薄め方が出ていました。相当薄めたはずですが、随分前に作ったんで、ちょっと倍率は忘れてしました。どなたか覚えていません?4倍くらいだったかなあ???1回作ったら、そのくらい長持ちしています。
小物は、楊枝にさしたり、両面テープ(クッションつき)で固定したりして、サフェーサーを吹いておきます。原則は、ランナーから外して、パーティングラインを処理してから。吹き付けます。ランナーに付けたまま吹くと、結構、影になったりして吹きもれしやすいので、ランナーから取って、各方向から自由に吹ける様にしたほうが、作業しやすいと思います。
ちなみに、エアブラシは、サフェーサー、銀専用の、エボリューションの物です。
サフェーサーを吹くと、パテ下地のアラが分るので、再修正をします。エンジンナセルはパテのてんこ盛りだったので、案の定、段差が残ってしまいました。またタミヤパテをすりつけ、ペパーでといで、再度サフェーサーを吹きます。これを何度か繰り返して、下地を作ります。この頃になると、早く塗装に突入したい気持ちと、今ここで下地をサボると後で後悔するぞの気持ちの闘いで、どこで見切りをつけるかが、難しいところであります。
全体が銀塗装なので、極力、銀にマスキングテープをかけないために先にインベンジョンストライプと国籍マーク、黄色のストライプの下地の白を吹き付けます。
白はクレオスの316番をいつも使っています。なかなか色が乗りませんから、10回くらい層を重ねているでしょうか?
蛍光灯の光を斜めから透かして見てみてください。、塗装面は始めのうちは、すぐに艶が消えたようになりますが、ある程度塗膜が出来てくると、ウェットになってそのまま艶を保つようになります。そこがとりあえずの吹き止め。それ以上吹くとたれてしまいます。ここで乾燥させて、再度N回目の吹き付けに入ります。    HOW TO 表紙へ  次へ  TOP