最近株がよく下がる。私を含め、株式投資をしている大半の人が、評価損を抱えているのでは? そんなとき、私たちを元気づてくれる投資理論が、長期投資。簡単に言うと、長く保有していていれば、いつかはプラスに転じるというものだ。
しかし、本当にその通りなのか、少々疑問を感じ始めている。
長期的に株価がなだらかな上り坂だとするならば、日本経済の規模もそれだけ大きくなっていかなければおかしい。しかしそこに立ちはだかる少子高齢化の壁。労働人口が減ってしまうならば。。。
また、長期投資を正当化するデータとして使われている数値が、うまくプラスになるような年代からのものを用いていたりする。もしも、1990年頃に買った株をバブル崩壊後も「長期で持てば大丈夫」と保有し続けたらどうなるか?
10年間のリターンは確実にマイナス。中にはプラスになる銘柄もあるでしょう。でも、損失をそのままにしておくのは、銀行が1990年代、いつか土地や株価が元に戻るからと、不良債権の処理を先送りしてきたのと同じ事だと思いませんか?
あなたは、2000年ネットバブルのときに買った株を長期で持てばと、大きな損失を抱えたまま、保有し続けてはいませんか?
もしそうなら、思い切って損切りをして、より有望な銘柄を探し、そこに投資すべきではないでしょうか?
最後に「自分は長期投資家だからしょっちゅう株価なんて見ないよ」という方へ。確率から考えれば、短期より長期の方が、株価の上下の幅は大きくなります。たとえ長期投資をしていても、短期でのリスク管理もしっかりと行うべきです。
以上、長期投資は必ずしもリスクを減らし、リターンが得られるものではないんじゃないの? という問題提起でした。
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