私の観た西洋絵画の巨人達:印象主義

Painter

 

My favorite

Where seen

マネ

1832-1883

フォリー・ベルジュールのバー

コートールド

ドガ

1834-1917

バレエの花形

オルセー

シスレー

1839-1899

ルーブシェンヌの雪

フィリップス

モネ

1840-1926

印象、日の出

マルモッタン

ベルト・モリゾー

1841-1895

ゆりかご

オルセー

ルノワール

1841-1919

舞台衣装のアンリオ夫人

コロンバス

メアリー・キャサット

1845-1926

授乳するルイーズ

チューリッヒ

モネは何といっても睡蓮です。国立西洋美術館の睡蓮の素晴らしさは、世界に誇れるものだと思います。オランジュリーの地下で、睡蓮に囲まれた時の満足感は、今でも心に残っています。マルモッタンから東京にきた晩年の睡蓮は荒々しく、これをもって抽象絵画を先取りしたものだという評論家もいますが、私は白内障の手術を受け、青色視とともに視力低下をきたしたモネの老残の作品だと思います。

高齢まで手術をしていたドイツ人外科医については、「ザウエルブルッフの悲劇」という言葉があります。人間は退き時が大切ですが、それも自分で決められなくなった時に、悲劇が起こるのです。


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