憧れのヨットの世界へ

    「ヨットに乗ってみたい!」



       そんな思いから挑戦は始まりました。

スクール探し、小型船舶免許、操船技術の習得、そしてセーリングへ

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   2005/05/04

初めてのヨット

 このHPは「ヨットに乗ってみたい」 そんな思いからヨットへの  挑戦は始まり、スクール探し、操船技術の習得、小型船舶免許、そしてクルージングへ。と 「憧れのヨットライフ」を楽しむサラリーマンのヨットライフとヨット・海に関する書籍でHP管理者が読んで面白かった本などを紹介させていただきます。


 

アクアライン 風の搭


 堀江謙一氏の講演会 8/22
(CQ出版50周年記念) 東京ビックサイト
   
海洋冒険家 堀江謙一

新たなる挑戦と題した講演を聞いてきました。映画も見て、本も読み、想像していた、あの堀江さんが目の前に。感激しました。 ノーパスポート、ノーマネー、出港、サンフランシスコ到着など、色々な苦労話も、おもわずふきだしてしまうよう、笑いを交えながら面白おかしく話す堀江さん。全身から漲る力強さを感じさせてくれた講演でした。また10月1日東回り単独無寄港世界一周に43フィート、幅2.4mのスリムなクルーザーで出られます。講演会のパンフレットやWebサイトをみながら応援してます。

パンフレツト表紙拡大

SUNTORYマーメド号拡大

パンフレツト裏表紙拡大

QC出版社創立50周年記念講演会より

堀江謙一公式ホームページ
http://www.suntory-mermaid.com

 
堀江 謙一 (著


 
 
 


白石 康次郎 (著)

次々に襲ってくる自然の猛威とたたかい、世界一周ヨットレースを完走するまでの、友情に支えられ勇気と自信を与えら れた感動秘話。

 
Personal Logbook

 

  ヨットへの挑戦     目 次
  セーリング 2005年  NEW 

ヨット・海に関する面白い本。  NEW 
   今までに読んだ海洋冒険記、漂流記、ミステリー小説など。

初めてヨットを知った日   1962年のこと

はじめてのヨット(スクール探し) 

はじめてのクルージング

ISPAとの出会い
 

● リンク集   
   
  Sailing Log 作成中です2004年  2003年  

小型船舶操縦士免許(1級5トン限定)尾道合宿
  (作製予定)
●  ISPAのトレーニング情報

● 初めての船長体験(回航) 

● お気に入りのヨット 

 

 
  
『ニュース』 
  宇宙ヨット 帆の実験成功
         ヨットは帆に風を受けて海面を滑る。
 ソーラーセールと呼ばれる宇宙ヨットは太陽光の圧力を使っ  
  て宇宙を航行する。ヨットのように宇宙空間を進む、宇宙探
 査機の実現に向けて8月には高度150kmで帆を開くロケッ   ト実験に成功し、木星を目指し出帆する日をめざし、研究が   進められている。           (9月22日 読売新聞)
   

♪気ななる一冊♪
 Good Luck アレックス・ロビラ (著)

 ビジネスマンは実践的なノウハウを学ぶために読み、 
 若者はくり返し読んで人生のバイブルにしたいという。 
 子どもは面白い物語として読み、親はわが子へ大切なことを 
 知ってもらうために読ませたいという。この本は読む人によっ  て、伝説にも、哲学書にも、ビジネス書にもなる。
 

 

 
 
 
 
 
 
Yacht *Yacht* Yacht

 
 

 
 

● ISPAとの出会い
  
  ヨット教室で漠然とヨットに乗っている(乗せていただいている)だけでなく、操船の基本を覚え、ヨットを自分で安全に操船したい欲求が 芽生えだしたころ、私のヨットの師匠はカナダ・バンクーバーへ数多く行かれISPAのインストラクターの資格を取得しました。

  ISPAトレーニング講習の話をきいた時には、待ってましたとばかり、いの一番でトレーニングをお願いし、
 2003年5月。師匠のISPA公認クルーザースクール講習生の第一号として「コンピーテントクルー」・「デイスキッパーコース」を受講する。 

 ◆ISPA <International Sail & Power Association>
     1994年にカナダ・バンクーバーに設立された国際的なサーティフィケート(資格)プログラムの開発および運用を目的として設立      された非営利団体のことです。

 ◆コンピーテントクルー・デイスキッパーコース
      
     ISPAの資格は8つありますが、その第一ステップであるベーシックコースです。

     このコースでは、「30フィートほどのヨットで日帰りクルージング」が安全にできる技能が身に付けられます。
      ・クルーとしての役割を十分に果たすことができるように、ヨットの各部名称から出港準備、各風向きに対するセール、タッキング       ジャイビング、メインセールのリーフ(縮帆)、安全用具などについて。 
      ・スキッパーとして、クルーとヨットの安全に責任を持ち、良好な天候条件の下、ディセーリングを行うことができる技術を理論と実       践を通して学びます。衝突防止、ブイシステム、一般的な気象予報のルール、ドッキング(離岸、着岸)、アンカリング、落水者       救助など。

   次なる目標は、ナビゲーションの技術を取得する「Coastal Navigator」です。
 

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ボートライセンスに挑戦。  (作製中です)

<小型船舶操縦士免許(1級5トン限定) 尾道合宿コース>

ボート免許を取得するには
国家試験を受験する方法と、国土交通省の登録小型船舶教習所を修了する2つの方法がありますが、私は、話に聞く尾道に、一度行ってみたい(旅行気分)とハードな仕事が続き少し休みが必要と身体がいう事から尾道海技学院の合宿コースで取ることにしました。

 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 

 
 

初めてのクルージング 2002年9月22日、23日 (クルーザーヨット教室3回目) <横浜根岸―――千葉 保田港>

 千葉・保田港への1泊2日 初クルージング。

 根岸湾に出ると大きなウネリ、風も徐々に吹きあがり猿島沖、走水沖あたりまで来た時には12〜15mの風、ウネリの中、東京湾の入口、観音崎沖まで舵をとりました。
安全のため2ポントリーフ(セール縮帆)に取り掛かるがウネリと強風の中、必死で風上に船首を向けている操船しているときに、突然の額に激痛、

何が起きたかわからず。と同時に右目がピントボケ。メガネの右側レンズが衝撃で吹っ飛び、足元を音を立ててスターン(船尾)へ飛んでいく、必死でティラー(舵)コントロールしているのでなす術も無く無残にもレンズは海に落ちて行く・・・。
(ランニングバックスステー用のブロックが激しい揺れの中で頭を直撃)
ヨットに乗って3回目のヘルム。リーフ作業中ヨットを風に立てようとするが走水沖の海は荒れ、何とか持ちこたえ、リーフも無事終了。

再び保田港向けて機帆走でスタートする、ここでヘルム交代。
ほっと一息したその時、おしりがヒリヒリと痛む、うむ、激しいうねりで身体が動きお尻がすれて一皮むけた。
ヘルムの腕前も上がればいいのですが。

強風が治まる事無く荒れる海をひたすら走り保田港に到着。ほっとすると同時に心地良い疲れがドット出た。後は深夜までの酒盛りで一日を締めくくり民宿泊。

2日目、昨日の天気はすっかり回復し弱い風の中、タックの練習を繰り返しながら、横浜へ向かう。その風も猿島沖あたりではぴたりと止まり、練習不可能となり機走での帰港となる。
途中ではMOB(落水者)救助方法の講習を受ける(船の動かし方)、合図とともにマークブイを投下、救助動作に入り船を回すと、何と落水者マークを見失う、波、風もない海でも海面から僅かの高さしか見えない落水者を見つけるのは難しいことを痛感する。

初めてのクルージングは強い風と大きなウネリ、自然の持つパワーの凄さには驚き陸上では分かり知れないものを経験する。
大きく揺れ動く海面、そんな中でもヒールするヨットでは不思議にこわさを感ることなく安定した精神状態でいられることが分かる。
記憶に残る初クルージングとなった。
 


 
 
 
 

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● はじめてのヨット(スクール探し)

 あの時(初めてヨットを知った日)から40年あまりたった2002年8月、フッとした思いから「ヨットに乗ってみたい」と言う気持ちが強く湧き上がりました。それからは横浜で開催するヨット教室やスクールを夢中(ヨット関係では唯一の雑誌「舵」や、インターネット)で探し始めましたがなかなか条件の合うスクールは見つかりません。なっ、何とその世界にも年齢制限がありました。 

あきらめかけたそんな時、唯一 ミドルクラスにも門を開く クルーザーヨット教室が見つかりました。 
 本当にうれしかったですねぇ、その時は!
「社団法人 横浜ヨット協会」でおこなわれる第18期クルーザヨット教室(9月〜11月開催)へ早々に申し込みを行い、
事務局からの返事待ち。少し不安。
 

 ・初めてヨットに乗ることができました。

 セーリングクルーザー教室では初日ヨットはなぜ走るか、ヨットの各部の名称、ロープワーク、安全注意事項など教わります。
初めて見聞きすることばかりで少々あせりましたが、親切丁寧な講習内容で安心。午後からいよいよクルーザーに配艇され、
ヨット初乗りとなりました。

 はじめてのヨットはブルーの船体(33フィート)のスループ、レース艇。
根岸湾に出ると、そこには数多くの大型船、タグボート、遊魚船、モータボート、遠くに目を移せば、横浜ランドマークタワー、東京湾をはさむ対岸の千葉、まさに海。ひとりで感激していると、

メインセール・フォアセールアップ、そして「エンジンカット」の掛け声、

 次の瞬間、静けさのなか、船先の波切る音、頬に受ける風、陽の光、海面の輝き、揺れ、スピード、ヨットの上から見る風景、
のすべては同時に、体中すべての感覚に「気持ち良さ」を感じさせてくれ、またまた感激。

「セールいっぱいに風を受け静かに、そして力強く波を切りヨットは帆走する」。想像をはるかに越える感動で心身とも、

言葉でいいあらわせない実に気持ちいい初乗船でした。 

「ヨットってエンジンより帆走の方がスピードが早い」こんなことから、ひとつひとづ知りながら、ヨットを楽しんでいます。
 
 
 

会員のボランティアによるクルーザーヨット教室開催。
クルーザー教室では3ヶ月間で操船、帆走、気象、クルーの役割などなど乗船しながら学べます。 
詳しくは下記YYCのWebで。
「社団法人 横浜ヨット協会」 

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●初めてヨットを知った日   

**日本人初の小型ヨットによる太平洋横断に成功する。**
 マーメド号で8月12日、93日間で太平洋を横断しサンフランシスコに着いた堀江青年を報じる新聞記事でヨットなるものを知りました。 
信州(長野県)生まれで、海、ましてヨットなど見る機会もなく育ち野山を駆け回り遊んでいたころです。

記事は当時はじめたばかりのスクラップ、その第一ページを飾っています。 
 世界地図を広げては記事を何度何度も読み返し子供心に「小さなヨットと堀江さん」感動。すぐ記事を切り抜き、ま新しいスクラップブックの第一ページの真中に貼り付けました。 今でも、セピアに変色した新聞記事を見るとその時の部屋の様子も含めて、長い年月を経過したいまでも鮮明に記憶が蘇えります。

太平洋横断の夢を実現した石原裕次郎主演の映画「太平洋ひとりぼっち」(昭和38年)のビデオも繰り返し見ては、また何度見ても
堀江謙一(石原裕次郎)が大声で叫ぶ「お母ちゃん、僕来たんやで」やゴールデンブリッジを通過するシーンはバックに流れる曲と共に感動しています。
 

1962年 昭和37年8月14日(中部日本新聞)
記事見出し:

三ヵ月で太平洋横断 
ヨットの堀江君 無事にシスコへ着く 

本文:
 【サンフランシスコ十二日AFP=特約】米沿岸警備隊の発表によると、堀江謙一君(二十三)=大阪=はただ一人で長さ六メートルのヨット”マーメード号”に乗って九十三日間で太平洋を横断、十二日サンフランシスコに着いた。堀江君はさる五月十二日西宮を出発したものだが、連絡がなく、死亡したかと心配されていた。日本政府は危険な計画を断念させるため、旅券を交付しなかった。    大阪にいる堀江君の両親は、先月、米当局に同君の捜索を依頼、沿岸警備隊は発見次第サンフランシスコの日本総領事館通告するよう指令されていた。

 堀江君の話 途中で五回も大シケにぶつかった。飲料水二十リットル、米四十キロ、かんづめ二百個を積み込んで出発したが、航海中は水も集めた。魚はとらなかった。 


1962年8月14日 中部日本新聞記事より>
本文続き:

(サブ見出し)
帰国後、取り調べ
 

 謙一君は関西大学第一高校でヨット部主将をつとめ、卒業後は関西大学OBとともに外洋レースで活躍するなどヨット歴八年。N・O・R・C(日本オーシャン・レーシングクラブ)会員で、日本人として太平洋横断の初記録をめざしていた。ヨットは長さ五・八三メートル、幅二メートル、一トンという小型だが、百三十度横転しても自力で起き上がり、カジを操作しなくても、風向きが変わらないかぎり同一コースを保つ能力があり、灯台の電波で方向を知るディレクション・ファインダーを備えている。
 横断帆走には出国許可がいるが、同君は正式許可を受けていないため、大阪海上保安監視部では、帰国すれば出入国管理令違反の疑いで調べるといっていつ。

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太平洋ひとりぼっち












































 






































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