白井直賢:鼠図 鼠の西洋画  白井直賢:鼠図

   

 2008年の干支は鼠である。西洋画の画題としては非常に少ない。

1)Hieronymus Bosch

 「Temptation of St Anthony」 の部分

有名なボッス(ca1450-1515)の三連祭壇画「聖アントニウスの誘惑」の中央パネル。

リスボン国立古典美術館で実際に見た。鼠といってもお化け鼠。

2)William Rimmer

 「Lion and Mouse」の部分


イギリス生まれのアメリカ人ロマン派画家、ウィリアム・リマー(1816-1879)の作品。 鉛筆素描画(37 x 30 cm)。

ライオンと鼠の画像はボストン美術館のサイトで見られる。

3)Helen Beatrix Potter

 「The Tailor Mouse」

ピーターラビットで有名な ヘレン・ベアトリックス・ポター(1866‐1943)の水彩画 (111 x 92 mm)。The Tailor of Gloucesterの挿絵。テートギャラリーの画像はこちら

 

4)James Lloyd

 「Cat and Mouse」のアイコン

ジェームス・ロイド(1905-1974) のグアッシュ(38 x 533cm)。

猫と鼠の画像はテートギャラリーのサイトで見られる。ここをクリックして下さい。見られない場合は画像をクリック。

5)Teniers David II James

 「La Tentation de Saint Antoine」の部分

オランダのテニールス二世 (1610-1690)の作品(63x50cm)。ルーブル美術館のサイトで見られる。ここをクリックして下さい。

6)Rowlandson Thomas

 「Paris-DiligenceCat」の部分

ローランドソン・トーマス (1756-1827)の彩色石版画。ルーブル美術館のサイトでみられる。ここをクリックして下さい。

7)Gillot Claude

 「Le chat et la souris」の部分

ジロー・クロード (1673-1722)の素描( 76 cmx97cm)。ルーブル美術館蔵。ここをクリックして下さい。

(ルーブルの画はTakさんに教えてもらいました)