海外美術館

| アメリカ | イギリス |イタリア |オーストラリア |オーストリア | オランダ | ギリシャ |スイス| シンガポール| スウェーデン | スペイン | チェコ | ドイツ |トルコ | | 中国 | 台湾 | フィリピン |フランス | ポルトガル |

 

美術館
訪問年
備 考
マイベスト
アメリカ ボルチモア美術館 1969 ボルチモアの新しいほうの美術館。3年間の留学時代に何回か行った。ゴッホ展にも行った。入り口の前に、ロダンの考える人の大きな彫刻があった。コーン・コレクションは日本で観て感心したが、そこでの記憶は少ない。
  ウォルターズ美術館 1969 ボルチモアの古いほうの美術館。素晴らしい作品が並んでいた。あのころはウォルターズ・ギャラリーといって、チャールス・ストリートに面した古い建物で、階段を上っていったことを覚えている。
  ボストン美術館 1970 ケベック旅行の途中、友人に連れて行ってもらった。地下の日本美術のレベルの高さに感心した。時間がなかったのでミレーやモネなどを楽しめなかったのは、今から考えれば残念だったといえる。
  コーニング・ガラス美術館 1969 トロント旅行の帰りにイタリアの友人といっしょに行った。ガラスの歴史を勉強した。ガラスがこのように永い歴史を有していることは、ここで始めて勉強した。コーニングの食器セットは自宅にもあるので、馴染み深い。
  フラデルフィア美術館 1970 自由の鐘を見て、ついでに美術館に寄った。ピカソの「エロチカ」の企画展に驚いた。日本ではこのようなエロティックな作品の展示は不可能かもしれない。残念ながら、あかんぼ連れなので、企画展を見ただけであった。
  スミソニアン博物館 1970 スミソニアンには多くの建物があるのが、、このときには外にロケットのある建物に入った。すると1969年に、初めて人類が月に行って取ってきた石や宇宙船、ライト兄弟の飛行機などを見ることができた。
  ワシントン国立美術館 1972 流石に米国首都の国立美術館である。大きすぎてまごまごした。レオナルド・ダヴィンチの女性像が防弾ガラスで護られていた。やはり子供連れであったため、ゆっくり観られなかったのは、今考えれば非常に残念である。
  シカゴ美術館

1980

1996

2003

最初に家内といったときは休みで、がっかりした。2回目は1人であったが、2日に亘り全体を観て、堪能した。古いものから新しいものまできちんと整理して展覧されており、とても見やすく、もう一度行ってみたい美術館である。
  シカゴ科学アカデミー 1980 イリノイのピオリアから、車でシカゴに行き、マリオット・ホテルのマーカス・レーベルに泊るという大名旅行であった。大きな博物館で疲れた。恐竜などがあった。ホテルまで歩いたので、また疲れた。
  サンディエゴ美術館

2003

2008

学会の間を縫って、サンディゴ観光をした。美術館には僅か20分の滞在で、オールドマスターの作品だけ見た。ちょうど女性像の企画展があった。

2008年にはゆっくり見てまわることができた。お気に入りの写真を撮ることができる。

  ティムケン美術館

2008

オールドマスターの作品の揃った素晴らしい個人美術館。サンディエゴ美術館のすぐ傍。入場無料。写真撮影不可。良い図録がある。

  レジョン・オブ・オナー美術館

2008

サンフランシスコ・リンカーン・パーク内のオールドマスターの作品の揃った素晴らしい美術館。ヨーロッパの殿堂のような建物。前庭には、ロダンの考える人のオリジナルが座っている。金門橋の眺めも素晴らしい。

 
  デ・ヤング美術館

2008

広義のアメリカ美術の集大成の美術館。銅葺きの建物、タワーからの眺め、庭のカフェも良い。サンフランシスコ・ゴールデンブリッジ・パーク内にある。

 
  サンフランシスコ近代美術館

2008

サンフランシスコのダウンタウンにある便利な現代美術館。SFMOMAとして親しまれている。

 
  アジア美術館

2008

サンフランシスコのシヴィック・センター近くにある。南アジア・東南アジア・中国・韓国・日本などの古代から近代に至るアートを概観できる。

 
  グレース大聖堂

2008

サンフランシスコのノブヒルにあるゴシック様式の大聖堂。素晴らしいステンドドグラスがある。キースヘリングのエイズ撲滅を願った祭壇画が見られる。

 
         
フランス エフルシ・ド・ロチルド美術館 1985

モナコに学会で行った時、コートダジュールのSaint-Jean-Cap岬にある素晴らしい邸宅を訪れた。素晴らしい庭、そしてブーシェ、ランクレ、フラゴナール、ギュスタヴ・モロー、モネ、ルノワールなどの名画に感心した。特に、モローの「夕べと苦しみ」は絶品。

  ヴァンス・ロザリオ礼拝堂 1985 小さな礼拝堂だが、内部がマチスの作品で飾られている。切り画模様のステンドグラスから差し込む光が、黒色の三つのデッサンに差し込む様はこの世のものとは思えない。
  ルーブル美術館 1997 なんと行っても広すぎる。そして名画が何層にも重なって展示されている。こういう美術館を観るには、3日ぐらいかけてゆっくり観るのが良いのであろう。午前中だけで見てしまうというのはいかにも貧乏くさい。
  オルセー美術館 1997 駅を改造した美術館なので、複雑で、良い画を見逃しそう。19世紀以降の親しみ易い絵画が中心。これも少なくとも2日間がないと、楽しんで観たということにならないのであろう。
  オランジュリ美術館 1997 2階には19世紀末ー20世紀初頭の絵画。階段途中のスーチンの「菓子職人」、一番奥のピカソの大きな女性像。そしてあの地下にはモネの有名な睡蓮の部屋があった。そこの真ん中の椅子に腰掛けると至福が味わえる。
       
イギリス 大英博物館

1975

1997

広すぎる。私は1975年に行った。覚えているのは古代アッシリアの彫刻、ロゼッタストーン、ガリレオの文書、そして日本切手のコレクションなど。家内は1997年に行ったが、迷子になりそうなので、すぐに出てきたとのこと。
  ロンドン・ナショナル・ギャラリー 1997 入場無料。これもルネサンスから18世紀の絵画が中心。収蔵品が多量で、これも2-3日ないと十分に堪能できない。ちょうどスーラ展をやっていたので、沢山の名品を一気に見るという幸運に恵まれた。
  テート美術館 1997 テムズ河畔の近代美術館である。カフェテリアもまあまあで、お昼を食べるのにはちょうど良い。バーンジョーンズなどのラフェエル前派やターナーの画が迫力があった。近代の画を観るのは大して時間がかからない。
  バッキンガム宮殿 1997 豪華な調度品や、家具に目を奪われて、絵画は何がかかっていたか まるで記憶がない。装飾的な時計が各所にあって、毎日ねじを巻いているそうで、ちゃんと動いていたのが印象的だった(t)。私のバッキンガム宮殿の印象は鮮烈だった。特にフェルメールやダイクのようなバロックの殿堂のよう感じた(a)
  コートゥールド美術館 1997 あいにく工事中で入れなかったが、ミュージアムショップは開いていてカタログを買って帰った。実はこの工事のため、良い作品が日本に貸し出されており、日本に戻ってしっかり観られたので、まあまあということあろうか。
  フローレンス・ナイチンゲール博物館 1997 ウオルター橋を越えたところにあるセントトーマス病院の一角にある。看護師の聖地ということであるが、展示物はそれほど多くない。夜、この病院で晩餐会があったが、古い建物なので、ビックリした。
  自然史博物館 1997 入ってすぐの大きな恐竜の骨格がいくつも飾られている広いスペースで、パーティがあり、ワインなど飲みながら見た。夜だったので、そこの場所しか見られなかったと思う。
       
オランダ アムステルダム美術館 1991 予め調べておいたレンブラントの「夜警」フェルメールの「牛乳を入れる女」を見て感激。食堂に入って「キッシュ」を食べる。ツアーで行ったため、あまり落ち着いて観られなかった。
  ゴッホ美術館 1991 入り口で、カメラを預けなくてはいけなかった。ちょうどゴッホとジャポニズム展だったので、私たちのための企画であったようだ。浮世絵をゴッホがまねして描いた画は難点かあった。
  クレラミューラー美術館 1991 電車バスと乗り継いで、広大な国立公園の中を大した道案内もない道を50分も歩いてようやくたどりついた。うっかり道を間違えれば遭難するような場所。ゴッホの素晴らしい画を満喫した。
  レンブランド生家美術館 1991 アムステルダム市内の家独特の間口の狭い奥が深い3階建て。エッチングが沢山展示されていた。私は仕事で時間がとれず、見損なった。版画が多かった由なので、ちょっと安心した。
       
スウェーデン ストックホルム国立美術館 2006 ストックホルムに学会で行った時に訪れた。流石に一国を代表する美術館だけに素晴らしいコレクション。レンブランドの作品が多数並んでいることで有名である。
  プリンス・エウシェン美術館 2006 スウェーデンのエウシェン王子の旧邸。花と緑と海に囲まれた夢のような美術館。エウシェン王子自身がプロ級の画家であっただけに厳選された北方画家のコレクション。各室内は花で飾られ、素晴らしい調度品がある。
  ティールスカ・ギャレリー 2006 プリンス・エウシェン美術館から1時間近く歩いて到達した。銀行家ティールの旧宅。スウェーデン随一のムンクのコレクション。とくにムンクの油彩が12点並んだ部屋はまさに眼福。
       
ギリシャ ギリシャ国立考古学博物館 1981 アテネに学会で行った時に訪れた。イギリスなどに持っていかれても、なおこんなに残っているのであるから、ギリシャ彫刻は素晴らしい。フレスコの「ボクシングをする少年」などは現代でも一級の作品である。
       
イタリア ドゥカーレ宮殿(ヴェネチア) 2005 内部には多くの部屋があり、ヴェロネーゼやティントテッロ等のヴェネツィア派の巨匠の作品で、天井も壁も飾られている。このような天国のような宮殿と牢獄が「嘆きの橋」で繋がっている。やはり観光名所となるだけのことはある。
  サンマルコ修道院 2005  金色のモザイク装飾の集合体。あまりのスケールの大きさに圧倒される。成金趣味といわれかねない派手さである。観光客が多く、いつでも混んでいるようだ。宗教画の内容は、細かすぎて分かりにくい。
  アカデミア美術館(ヴェネチア) 2005  水上バスの乗降口のすぐ前にある便利なロケーション。ジョルジョーネ・ティツィアーノ・ジョルジョーネなどベネティア派の巨匠の代表作が並んでいる。いわゆる観光客がいないので、ゆっくりと観られる。
  ガラ・プラティディア霊廟 2005 ラベンナの粋の一つ。外見は粗末なのに、中に入ると青を基調とした見事なモザイクで埋め尽くされている。天井の星、壁の鳩など感動的なものが多い。超一流の美術空間。
  サンビターレ教会 2005  ビザンチン美術の世界最大の遺産。緑を基調としたモザイクの皇帝・皇后・廷臣・女官たちが、高いところから語りかけてくる。良くぞこれまで無事に保存されてきたものである。
  エステンセ城 2005  中世のお城。フェラーラの町の象徴。中には面白い美術品もあるが、なんとなく硬い感じで、牢獄とのバランスはベネティアのドゥカーレ宮殿に比べかなりネガティブである。
  フェラーラ・カテドラル 2005 外見は 非常に立派な大聖堂。中には「最後の審判」があるが、ミケランジェロのものとよく似ている。イル・バスティアーノのフレスコ画だとのこと。
  ラファエロの生家 2005  大きな邸宅なのでびっくりした。父親ジョバンニ・サンティも画才のある人である。良い遺伝子と環境に恵まれてでラファエロが育ったことがよく分かった。ラファエロというと自画像から見て、生意気な青年という感じだが、これも恵まれすぎていたためか?
 

ドゥカーレ宮殿(ウルビーノ)・マルケ美術館

2005  このような素晴らしい宮殿の美的感覚は、所有者の感性によるものであろう。ジョバンニ・サンティ、ラファエロ、ジョバンニ・ベルニーニ、ピエロ・デラ・フランチェスカ、クリベッリ、ウッチェロ、ティティアーノ、オラティオ・ジェンテレスキなどの傑作が並んでいる。
  国立ウンブリア美術館 2005 ペルージアのウンブリア美術館は凄い。ドッチオ、ジェンティーレ・ファブリアーノ、フラ・アンジェリコ、ピエロ・デラ・フランチェスカ、ペルジーノ等が揃っている。特にペルジーノは地元出身のためか傑作揃いである。
  聖フランチェスコ教会 2005 アッシジの粋。山の上に建っているところが良い。下堂の祭壇は絶景。ジオット、チマブエ、シモーネ・マルティーニ、ロレンツェッティ等の名作があり、上堂ではジョットの28枚の連続フレスコ画に圧倒される。
  ドゥオモ(シエナ) 2005 シエナは芸術と歴史の街で今も中世の香りが残っている。ドゥオモの床の大理石装飾、柱の縞模様、説教壇、書架などいずれもフィレンツェにひけをとらない。もし戦争でフィレンツェを破っていたならば、独特の文化が花開いたに違いない。
  ウフィツイ美術館 2005 ネットでいかにに予約をうまく取るかが重要である。予約者と非予約者では並ぶ列も違う。有名作品が多いが、有名でなくても上手な画が少なくなく、有名と無名は紙一重であることがよく分かる。
  ヴァザーリ回廊 2005 この回廊の回廊の予約はなかなか取れないらしい。ベッキオ橋の2階でウフィイツイ宮殿とピッティ宮殿をつなぐ渡り廊下となっている。バザーリ回廊の中は、肖像画でいっぱいである。有名画家の肖像も多い。
  メディチ家礼拝堂 2005

予想に反し素晴らしかった。この中にある新聖具室はミケランジェロが設計したもので、ジュリアーノとロレンツォ2世の墓の周りには、「昼」、「夜」、「曙」、[黄昏」が配置されている。この部屋は穴倉のようなところにあるため、ひどく暑く感じられた。

  サンマルコ美術館 2005 フラアンジェリコの「受胎告知」は2階に上がったところにある。沢山の僧坊の中にも彼の素晴らしいフレスコ画が描かれている。色も鮮やかで、これらは一見の価値がある。静謐な宗教的空間を今に伝える貴重な美術館である。
  パラティーナ美術館 2005 ラファエロは「椅子の聖母」など名品がぞろぞろ。ボッティチェリ、リッピ、ペルジーノ、ティイツィアーノ、アッローリ、アンドレア、グイド・レーニ、ルーベンス、ムリリョ。デルサルトなどなど。ウッフィツィと違って混んでいないのが良い。
  ドゥオモ(フィレンツェ) 2005 花の聖母教会。大円蓋が美しい。中にはヴァザーリの天井画がある。しかし「名物に旨いものなし」といったところか。
  ヴァチカン美術館 2005 朝から並んで、絵画館、ピオ・クレメンティーノ博物館、ラファエロの間、システィーナ礼拝堂(ミケランジェロ:最後の審判、天井画)、サンピエトロ寺院など修学旅行よろしく駆け回る。あまりの名品の連続に頭が混乱する。
  バルベリーニ宮国立美術館 2005 バルベリーニ広場からダラダラ坂を上ってすぐ。チケット売り場は2階。ラファエロの「ラフォルナリーナ」が目玉だが、カラバッジョなどの名品も少なくない。ローマにはこれだけの名品が何気なく置かれており、観る人もまばらというのは誠にもったいない。
  ボルゲーゼ美術館 2005 予約が絶対に必要。行きはタクシーで行けるが、帰りはなかなかつかまらない。歩いてホテルに帰った。ティティアーノの「聖愛と俗愛]が有名だが、その他にも名品がゾロゾロ。美しい庭園とマッチした優雅な美術館である。
       
スペイン プラド美術館 2005 広いいが、フロアプランに従って周れば、3時間で十分。エル・グレコ、リベーラ、ベラスケス、ムリリョー、スルバラン、ゴヤなどのスペイン画家を中心に観る。ティツィアーノ、ルーベンスなども飽きるほど観られる。その他にも傑作多し。キャフェテリアは便利。
  ティッセン・ボルミネッサ美術館 2005 中世美術から現代美術まで、年代順に名品が揃っている素晴らしい美術館。カラバッジョの「アレキサンドリアの聖カタリナ」は必見。最近、奥さんのカルメン・ティセン・ボルミネッサ・コレクションも加わった。こちらはやや新しいものが多いが、女性らしいまなざしで選ばれた画が多い。
  カタルーニャ美術館 2005 ロマネスク美術の宝庫。こんなに沢山あるとは思わなかった。深い緑色に感激する。ゴシック・ルネサンス・バロック美術も揃っている。最近、ペトラルベス修道院にあったバルセロナのティッセン・ボルネミッサ・コレクションもここに引越しし、世界の大美術館の仲間入りを果たした。
  ミロ美術館 2005 モンジュイックの丘にあるシャレタ美術館。開放的で、明るい。色彩豊かなミロの画を気楽に楽しめる。ロマネスク美術やガウディ作品からの影響も、同じ街でみると一層よく分かる。おしゃれなレストランもあるが・・・。
  ピカソ美術館 2005 美術館自体が中世の建築。ピカソの少年期・青年期の作品が多いが、彼が画の天才であることがよく分かる。鳩の連作、ラスメニーナスの連作は迫力。ミュージアム・ショップは充実しており、バルセロナ土産探しに便利である。
       
ポルトガル リスボン国立美術館 1993 主人がおなかの調子が悪く困った。でもボッスのなんとも奇妙な画は印象的であった。あと、デルフトに似たアズレージョと言う独特のタイルで飾られた祭壇もあった。夜、美味しい海鮮お粥を食べて、主人はすっかり回復した。
  グルベンキャン美術館 1993 泊ったホテルから歩いていった。絵画ばかりでなく、家具や焼物など数多くあり、絵画ではマネの「しゃぼんだまを吹く少年」を見て、「教科書にあった絵だ」と主人は叫んだ。グアルディやレピーヌも多かった。
       
トルコ アヤ・ソフィア 2004 タクシーで旧市街に出かけた。ここはビザンチン時代にキリスト教会として建てられ、オスマン・トルコ時代にはモスクとして使われていた大聖堂。漆喰の下から現れた2階回廊のモザイクは本当に素晴らしい。
地下宮殿 2004 ブルー・モスクを見学し、道端のレストラン?で昼食後,地下宮殿を見た。列柱には浮き彫りが施され、清冽な水の中には鯉が泳いでいた。奥まったところでは、横向き・逆さ向きのメドゥーサの首が基石となっていて驚いた。
トプカプ宮殿 2004 ツアーで出かけた。韓国・香港・マレーシアの人たちと一緒で、一夫多妻などなかなか面白い話が聞けた。宮殿は歴代スルタンの強大な権力を物語る宝物館であり、トプカプの短刀にも再会した。
ドルマバフチェ宮殿 2004 これも別なツアーで出かけた。この新市街の宮殿はトプカプ宮殿と違い現役の迎賓館である。大使の間では、6月にNATOサミットでブッシュ米国大統領もここにくるということで、シャンデリアの掃除?が行われていた。
カーリエ博物館 2004 ホテルからタクシーで出かけた。小さい教会であるが、聖母マリアやキリストの生涯を描いたモザイクやフレスコ画は本当に素晴らしい。英文の写真集を買って、一点一点なめるように鑑賞した。至福の時であった。
考古学博物館 2004 カーリエから城壁をみながら、タクシーで移動した。シドンで発見された石棺、アルカイック時代・ヘレニズム時代・ローマ時代の彫刻は溜め息が出るようなものばかりであった。アレクサンダー大王とツーショット写真を撮った。
タイル博物館 2004 考古学博物館のすぐ前にある有名なタイル博物館は今日は閉館であった。残念。しかし建物自体も美しいイズニック・タイルで覆われているので、写真を撮ってきた。トルコのタイルの青は、明の影響らしいが、ずっと明るい。
古代オリエント博物館 2004 バビロニア・アッシリア・エジプト・ヒッタイトの遺物が陳列されている。特にライオンや馬の煉瓦パネルがいくつも並んでいるのには驚いた。有名な「カディットの平和条約」はガラスで仕切られた場所の収納されていた。
       
オーストラリア メルボルン美術館 1999 有名なヴィクトリア美術館を観るぞと張り切っていっ他のであるが、もとあったところは閉鎖されていたので、近くの図書館で時間を潰した。別の場所に移ったと聞いて、別な日に行ったところ、まだ工事中であった。残念。
       
中国 故宮博物院 2002 紫禁城の跡。このような大規模な王宮が残っていることに驚く。歩くだけでも大変である。蒋介石が大陸の美術品の主なものを台湾に持ち出したためチョット淋しいが、建物や壁には素晴らしいものが残っている。
  中国国立博物館 2005 天安門広場にある博物館。柱の高さに驚く。常設展の他、企画展がいろいろと行われているようであった。ミュージアム・ショップは大がかりのものではない。一部は写真撮影可となっている
       
台湾 国立故宮博物院

1997

2009

グループで行ったため、茶碗や書などゆっくり見ていたら時間がなくなり、最後は大変慌てたのを覚えている。でも最後に見たのは、亀甲文字なのでまあまあということであろうか。

2度目はジックリと、器物参観書画参観に分けて記事を書くだけの余裕あり。

  国立歴史博物館 2009 伝統的な建物。平常展もまとまっているが、シルクロードの企画展に遭遇した。  
  台北市立美術館 2009 台湾の近代美術・現代美術もアクティブ。  
       
フィリピン リサール記念館 2005

マニラのサンチャゴ要塞にあるフィリピン独立の志士「リサ−ル」の記念館。彼が日本に来たときに知り合った「おせいさん」こと臼井勢以子の和服姿の油彩画がある。

  マニラ・メトロポリタン美術館 2005 フィリピン中央銀行の敷地内にある。1階には新古典主義画家イダルゴの油彩が2枚あり、13世紀の素晴らしい祭壇画もある。地階にはフィリピンの古い金の装身具と土器のコレクションがある。
       
シンガポール シンガポール国立博物館  2008 素晴らしい建物。歴史展示室・近代展示室・企画展室。  
  シンガポール美術館 2008 これも建物が良い。中庭が綺麗。現代美術館。  
  アジア文明博物館 2008 東南アジアの博物館。シンガポール川沿いのレストランが最高。  
         
ドイツ ペルガモン博物館 2007

ベルリン博物館島。西南アジア博物館とギリシャ・ローマ博物館。入ったところが有名なペルガモン祭壇。大きな遺跡を建物で囲ってしまったところがすごい。

  旧ナショナルギャラリー 2007 ベルリン博物館島。展示は19世紀後半から20世紀初頭のドイツ絵画が中心であるが、フランス印象派のものもある。
  旧博物館 2007 ベルリン博物館島。エジプト博物館とギリシャ・ローマ博物館。ここの目玉はなんと言ってもネフェルティティの頭像。
  ボーデ美術館 2007 ベルリン博物館島。中世美術とルネサンス絵画。ドーム型の屋根が目印で格調高い建物。
  ベルリン絵画館 2007 ベルリン・ポツダム広場。13世紀から18世紀のヨーロッパ絵画のメッカである。国別で展示室の壁の色を違えていて分かりやすい。
  新ナショナルギャラリー 2007 ベルリン・ポツダム広場。ガラス張りのモダンな建物。20世紀美術を展示。
  アルテマイスター絵画館 2007 ドレスデン。ツウィンガー宮殿の中にある美術館。ラファエルの《システィーナのマドンナ》とレンブランドの《サスキア》が対極に飾られている。第二次大戦前後の数奇な運命が、この美術館を美術愛好家の巡礼地としている。展示室の円形の、背もたれの高い椅子がユニーク。
  ゲルマニア国立博物館 2007 ニュールンベルグ。中世美術と20世紀美術。ルネサンスやバロックの部屋は2009年まで閉鎖。博物館なので絵画のほかいろいろなものが雑多にある。
  アルテ・ピナコテーク 2007 ミュンヘン。こちらは18世紀までの古典絵画。ダ・ヴィンチの聖母子の絵もある。見応えのあるものばかり。
  ノイエ・ピナコテーク 2007 ミュンヘン。こちらは19世紀-20世紀の近代絵画。フランス印象派も充実している。ドイツ画家の絵もさすがに沢山ある。
  レンバッハハウス美術館 2007 ミュンヘン。カンディンスキーを中心とした青騎士の本拠地。カンジンスキーとミュンターの愛の物語を思い出すことができる。カボチャ色のこじんまりとした館。
  レントス・リンツ美術館 2007 リンツ。ドナウ河に面した近代的な美術館。クリムトの作品に逢える。展示室はそれほど沢山はなく、疲れなくゆったりと見られる。
       
オーストリア 分離派会館 2007 ウィーン。地下にクリムトのベートーベンフリーズ。建物は屋根が金色の装飾のある球型。一見の価値がある。
  ベルベデーレ宮殿オーストリア美術館 2007 ウィーン。クリムトの部屋が素晴らしい。なんといっても金色と色彩豊かな「接吻」が見られる。
  美術史博物館 2007 ウィーン。ハプスブルグ家の力そのもの。個人的には、ピーター・ブリューゲルの部屋が一番良いと思う。
  造形芸術大学美術ギャラリー 2007 ウィーン。古い大学の3階のギャラリーだが、かなりのコレクションである。
  市立カルルスプラッツ美術館 2007 ウィーンの市立美術館。クリムトの作品が迎えてくれる。
  リヒテンシュタイン美術館 2007 ウィーン。ルーベンスの素晴らしい作品が並んでいる。ルーベンスの画は一般に肉体が迫ってくるようなものが多く、ちょっと苦手だが、ここへ来るとその考えが間違っていることがよく分かる。良いものは良い。
       
チェコ ミュシャ美術館 2007 プラハ。パリの作品はあまりのも軽いポスターばかりであるが、チェコに帰って描いたモラビア風の画が良い。色彩が優しく淡ので、心が落ち着く。
  ベレツジニー宮殿国立美術館 2007 プラハ。19世紀−20世紀の近代美術。展示室の壁に大きく画家の名が書かれていて見やすい。ここでアンリー・ルソー有名な《画家の自画像》にお目にかかれるとは思わなかった。
  ステルンベルグ宮殿国立美術館 2007 プラハ。ここにもハプスブルグの質の高いコレクションが待っている。入口が分かりにくいので注意!別館のデューラーの大作が見もの。自然光がたっぷり入る展示室のせいか絵画が光ってしまい見にくいのが欠点。
       
スイス アリアナ美術館 2007 陶磁器の美術館。庭に品川寺(ほんせんじ)の梵鐘と石灯籠。
  ジュネーブ美術歴史美術館 2007 近代絵画のフロアは閉鎖中。廊下にホドラーの壁画。
  サン・ピエール大聖堂考古学資料館 2007 ジュネーヴ。大聖堂の地下の遺跡がそのまま資料館になっている。
  宗教改革国際博物館 2007 上記に続いている。カルヴァン派の本拠地のジュネーブ。
  マルタン・ボドメール財団美術館 2007 ジュネーブ郊外。書籍のコレクション。世界最高峰。
  ローザンヌ州立美術館 2007 考古学歴史博物館、美術館、貨幣博物館、図書館の集合。
  エルミタージュ財団美術館 2007 ローザンヌ。素晴らしい庭園と個人住宅美術館。