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知り合った人に「私は横浜に住んでいます」と言うと、きまって「いいところですね」「都会ですね」と言われることが多い。横浜はとってもいいところだ、と思う。
都会と田舎がちょうどよく混ざり合ってなんとも味わいがある。最近開発されてきている「みなとみらい地区」へ行くと、ああ、ここは観光地だったんだなぁと改めて気づかされたりして。
私が住んでいるのはその「田舎」の部分。まわりはキャベツ畑。横浜は全国でも有数のキャベツの産地だそうだ。そのキャベツ畑のむこうにランドマークタワーやクィーンズスクェアが浮かび上がる。夏の花火の季節になると、その畑の一角が絶好の見物場所なので、地元の人たちはそこに集まって花火見物。地元民が山下公園あたりに出かけるのは年に何度あるかないかではないかと思うけれど…。（それとも、出かけないのは私ぐらいだろうか？）
では、その地元民おすすめのお店をご紹介。まずは中華料理。中華といえば中華街。有名な店は観光案内の本にまかせるとして、私の知っている“最高の味”をご紹介したいと思う。そのお店は中華街のはずれにある。名前は「雲龍」。開帝廟どおりから少し路地をはいるのだが・・・近くには小さな公園がある。（もしここをお読みになって詳しくお知りになりたい方は「雲龍 横浜」で検索してみてくださいね）
そこのラーメンはまさに芸術品。細い麺、透き通ったスープ。「五目そば」「しいたけそば」「牛バラそば」・・・。ラーメン意外にも一品料理があったように思う。私がこのお店を知ったのはTVで紹介されていたのがきっかけだから、ご存知の方もいらっしゃるかもしれない。小さなお店なのに（そして目立たないところにあるのに）昼時には列ができている。
ああ食べたい！と思って、お店に出かけてみると午後の何時間かはお休みタイムだったり、運悪く休日だったり…とこの何年かは食べることができずにいる。ああ、なんとも残念。
味は言葉ではうまく言い表せないのだけど、とにかく行ってみる価値はあり。
中華街というとどうしても本で見つける有名店に行き先を決めてしまうことが多いだろうけど、試しに行ってみて損はない・・・！です。旅先でちょっとラーメン食べたいな、と思ったらぜひどうぞ。
◆九州長崎編
皿うどんの巻/
おでんの牛すじの巻/
かにやのおにぎりの巻
◆横浜編
横浜中華街の巻/洪福寺商店街の巻
◆東京杉並編
ちびたのおでんの巻
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